1998年度 (社)別府青年会議所 理事長所信

1998年度 第23代理事長
西田 陽一

21世紀を目前にして世界が大変動期を迎え、経済・世相ともに混迷を深めつつある今、我々は何を考え、どのように行動していけばよいのでしょうか。これから日本人としてどう生きて行くべきなのでしょうか。次代を担う我々は自ら模索を続け、新しい価値観を持ってそれに基づく目標を設定し、目標を達成して行く強い意志を持たねばなりません。

別府に生まれ、育ち、暮らす我々一人一人が、別府を愛し、別府を誇りに思い、住んで良かったと、こども達に喜んでもらえるようにしたいと思います。

別府の“芯”は「観光」であり、「温泉」であり、「旅人をもてなす心」です。我々は本当に今まで、お互いがこのことをしっかりと議論してきたでしょうか。日本人の心の旅の目的が温泉だけでなくなった現在、ひと昔もふた昔も前のままの形態を依然としてなしている温泉街へ、一気にお客様を戻すことはできないでしょう。

別府の魅力とは何なのでしょうか。別府にはどんな特色や可能性があり、それを実現させるにはどうしたらよいのでしょうか。そのようなことを一人一人があくまでも前向きに考え、勉強を始め、そのヴィジョンに近づける為に真剣に努力することが、これからの次代における別府の存在価値を見いだせるラストチャンスとなるでしょう。いつも前向きに議論をし創造をすることで新しいまちづくりの源をつくりたいと思います。

2000年には立命館アジア太平洋大学が別府に誕生します。希望と夢を胸に抱いた学生が別府の街に集まって来るのです。外国の若者達との交流を通じて我々日本人は、「外国の文化を取り入れ、他の人の考えを受け入れる広い心を持つことが、21世紀の国際社会の中で更に日本が発展していくことにつながる」ことを学び、さらに日本の素晴らしさを日本に居ながら見直すこともできるでしょう。国際化時代を迎え、別府からの情報を世界へどんどん発信して行くことができるのです。そして別府はアジアにおける国際観光文化の拠点を目指してまちづくりを進めて行くことが大切になってきます。別府の“芯”を再確認し、我々の意識を変え、行動が変わり、環境を整え、人が動き、まちを変えていく、時代の挑戦者になって行きたいと考えます。

(社)別府青年会議所においては、10月に第14回全国JCサッカー選手権大会を開催する事が決定し、各地JCメンバー約1,000名の来訪を受け入れる準備を進めている所です。サッカーというスポーツを通じてメンバーの交流ができることを大変嬉しく思い、成功に向けて努力して参りたいと思います。

姉妹JCにおいては本年は、陽明山JCとの20周年の調印式の節目の年であります。5年前の15周年は陽明山JCの主管するASPACにおいて岡田会頭立会いのもと歴史的調印式を執り行ったことを思い起こします。今回は4月の“温泉まつり”に陽明山JCのメンバーを迎え、20周年の調印式を開催する運びとなり、メンバー一同精一杯客人をおもてなししたいと思います。

諸事業に関しても(社)別府青年会議所として今何をするべきなのかを考え、シェープアップとメリハリのある事業を心がけて参りたいと思います。そして、住む人が生き生きとし、トキメキを感じる輝くまちづくりに向けて、更なる情熱を持って行動を起こしていきたいと思います。

感動の無い人生は誠に味気なく、寂しいものです。かけがえのない人生をこよなく愛し、夢を描き、問題に挑戦し、変革し、創造し、そして手にした成果に感動を覚え、みんなに共鳴をもたらす。そういう力いっぱい生きる若者で溢れるようなまちは素晴らしいと思います。真面目に、真剣にそして明るく楽しく、謙虚さと感謝の気持ちを忘れず、まちづくり・ひとづくりに邁進したいと思います。

最後になりますが、(社)別府青年会議所の発展に努めて来られた諸先輩方に改めて感謝を申し上げますと共に、一層のご支援・ご指導を衷心より賜りますようお願い申し上げます。

〜 熱く燃え上がれ!もっともっと熱くなれ! 輝く太陽の如く生きよう! 〜

1998年度(社)別府青年会議所スローガン
Ever Onward Let's Love Together

いつも前向きに 共に生きよう!
-起こせ!まちづくり・ひとづくりに創造の新風-

-基本方針-
  1. 生き生きとしたひとづくり。トキメキを感じる輝くまちづくりに向けての提言と実践。
  2. 「観光」-温泉・スポーツ・おまつり・イベント
  3. 2000年「立命館アジア太平洋大学」の開学
  4. 第14回JC全国サッカー選手権大会の成功。
  5. 中華民国陽明山国際青年商会との20周年姉妹調印式の成功。
  6. 会員拡大の推進 -25周年に向け100人体制の確立-

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