2004年度 社団法人別府青年会議所 理事長所信

2004年度第29代理事長・神宮司 円
2004年度 第29代理事長
神宮司 円

バブル崩壊後、夢の宴に酔いしれた企業は頭から冷水を浴びせられ、生き残りの為には「人・物・時間」全てにドラスティックな合理化を迫られました。

無駄なものは無くす」一見素晴らしいこの言葉もそれ自体が一人歩きする風潮を私は危惧してやみません。営利だけに特化したこの「無駄は悪」という概念は「社会福祉」「教育」「環境」といった人間らしさに対する考え方を、侵し始めている気がします。

未来像を見ることを止め、目先の一面だけを見て切り捨てるこの時代の流れには、寒気すら感じてしまいます。我々、青年会議所は、「奉仕」「修練」「友情」という三信条を活動の根幹に置いています。まさに現在の風潮では、真っ先に切り捨てられる言葉でしょう。私は、この三信条の普遍性を信じます。世界各地の青年会議所で、人種・国籍を超えて受け継がれてきたこの精神は、どんなに時代が変わろうと無駄であってはならないのです。

(社)別府青年会議所は、来年30周年を迎えます。 そして、節目の年を前にした本年度は、世代交代が完全に終了し新しい面々を引き上げる必要性に直面しました。

「世代交代の波」この現実から逃れることはできません。

しかし、私はこの機会を、我々がもう一度初心に帰る絶好のチャンスと捉えています。若いメンバーの真っ白なキャンパスに、最初の一筆を入れる年だからです。JC三信条を信念に、諸先輩が28年間に渡り、守り続けてこられた「志」を受け継ぐ次代のリーダーの芽を、しっかり育みたいと思います。

本年度、委員会活動を通じて様々な事業を実践していく中で、1人でも多くのメンバーが、この団体の理念を理解し、自らの行動を修練と自覚し、「是是非非」とはっきり言える勇気を持ち、「合理化」を「手抜き」の隠れ蓑にしない青年らしい「熱いリーダー」が生まれることを期待します。

最後になりましたが、(社)別府青年会議所を永きに渡り育てて頂きました諸先輩方に改めて感謝申し上げますと共に、今後益々のご支援・ご協力・ご指導・ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。

2004年度 スローガン・基本方針

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